会社を辞めたい・・・理由別に対処方法を考えましょう

会社を辞めたい・・・理由別に対処方法を考える

「会社を辞めたい」誰しも一度は思うであろうこの問題について、今日は考えてみたいと思います。

辞めたい理由を考えてみる

まず、会社を辞めたい思うであろう事由を挙げてみます。

主な理由

  1. 給与が低い
  2. 評価が低い
  3. 仕事にやりがいが感じられない
  4. 仕事量が多すぎる
  5. 人間関係がうまくいかない
  6. セクハラ、パワハラを受けている
  7. 恋愛関係が発端となり居づらくなった
  8. 社風が合わない
  9. 会社の将来性に不安がある
  10. 新しいことにチャレンジしたい
  11. 家庭の事情

誰もがこの中の一つには当てはまるのではないかと思います。これらの理由から取るべき対処方法を考えていきたいと思いますが、まずは例外的なケースから考えてみたいと思います。

入ってすぐに辞めたくなってしまった

新入社員や転職者が会社に入ってすぐに辞めたくなる場合は、上記の要因とは全く違った考え方をする必要があり、3つの要因があると言われています。

  1. 期待と現実が乖離
  2. 直属の上司と反りが合わない
  3. 思ったより仕事が多い
期待と現実が乖離

これは、会社の募集要項やリクルーター、説明会等で入社前に皆さんが抱いた期待と実際会社に入ってみてからの現実がかけ離れていることが起きます。

企業はできるだけ良い人材を多く集めたい訳ですから、自分の会社に不利になるようなことは言いません。ですから「和気あいあい」とか「楽しい」職場というような言葉が、募集要項に踊ったりしてしまうのです。しかし、現実的には、夜中まで残業しなければいけないとか、営業ノルマがきついということがあり得ます。

このように、事前に形成された期待と現実との間にギャップがあると「コレジャナイ」感が生まれてしまうわけです。

直属の上司と反りが合わない

会社に入った後に最も密接に関わるのは、直属の上司です。この上司とコミュニケーションが取りにくいようであると、会社に入ったばかりの人は何をして良いのか分からなくなります。

新入社員にしろ、中途入社にしろ、会社に入ったばかりの人には戸惑いがあるものです。サポートを期待できるのは、直属の上司しかいません。ですから、コミュニケーションがうまくいかないと、辞めたくなってしまう訳です。

思ったより仕事が多い

これは、期待と現実との乖離に近いかもしれませんが、会社に入って徐々に慣れていきたいと思っていたのに、いきなり厳しいノルマや仕事を課されてしまい、嫌になってしまうということです。

特に、中途入社の場合、こちらが期待している以上に、会社側が期待しているということがあり得ます。結果としてこのような不満を抱いてしまうのです。

入ってすぐに会社を辞めたくなってしまった場合の対処方法とは

このような不満を抱いた場合、どうしたらよいでしょうか。

本来であれば、これは会社側が対処すべきことです。入社してすぐに辞めたくさせるような会社が悪いのです。

とはいっても、会社に入る側としても努力できることがあります。

  1. 最初は120%で頑張って周りに認めさせる
  2. 直属の上司とコミュニケーションを取るようにする
最初は120%で頑張って周りに認めさせる

精神論に聞こえるかもしれませんが、最もオーソドックスかつ効果的な対処方法です。周りに認められれば、必ず味方になってくれる人が出てくるもので、孤独から開放されます。私も入社早々上司と反りが合わず、半ば干された状態になってしまったことがありますが、とにかく目の前の仕事を100%以上にすることを心掛けているうちに、味方をしてくれる人がポツポツと出てくるようになり、結果その会社に長く勤めることができました。

まずは、挨拶を大声でする、電話を積極的に取る、仕事にちょっとした工夫をする、などから始めて見て下さい。

直属の上司とコミュニケーションを取るようにする

まず、上記のように上司にあなたを認めさせれば、それ時点でコミュニケーションは取りやすくなっているはずです。これに加えて、上司とコミュニケーションを積極的に取っておくことが望ましいでしょう。

コミュニケーションを取るコツは、相手に興味を持つということです。自分を認めさせたい、好きにさせたいというのであれば、相手に興味を持つことから始めましょう。

できれば、飲み会などは断らないようにしましょう。相手はあなたを歓迎しているという姿勢ですので、断るのはやはり失礼です。

ブラック企業は辞めるべき

ブラック企業については、問答無用で辞めるべきでしょう。即、転職活動をして下さい。

働くということは、一日のうちの3分の1以上の時間を会社に捧げるということです。時間は貴重です。お金で買えるものでもありません。ブラック企業は一般的な企業で働く時間以外にも皆さんの時間を奪うことが往々にしてあります。

例えば、異常な長時間労働、休日出勤などがまず最初に挙げられます。また、うつ病など精神をやんだ場合、治療に長い時間がかかりますので、これもブラック企業に奪われる時間です。

会社を辞めたい時の対処方法

それでは、最初に挙げた理由別に対処方法を考えていきましょう。

給与が低い、評価が低い

給与が低いと思う人はとても多いことでしょう。

みなさんが生み出すパフォーマンス>給与であれば、それは他の会社に行くべきかもしれません。

気をつけたいのは、20代の前半では多くの場合、特に技術職などでは、パフォーマンス<給与だということです。勿論、残業代が出ないということは非常に大きな問題です。しかし、残業代や給与が普通に支払われているのであれば、教育期間ということを忘れないでください。

もし、あなたが20代前半であれば、この会社で成長できるか否かで判断すると良いでしょう。

あなたが20代後半、30代、40代の年齢であれば、まず転職エージェントや転職サイトのサービスを活用して市場価値を知るようにして下さい。思ったより市場価値が高いかもしれませんし、低いかもしれません。

また、ビジネススキルを磨くためのセミナーだったり、ビジネススクールに参加することも有用です。他社の人と議論することで、自分の能力を客観的にみることができるからです。思ったより自分の能力が高いことが分かり、転職へはずみがつくかもしれませんし、逆に自分の能力が低いことが判明し、勉強の必要性に気がつくかもしれません。

仕事にやりがいが感じられない

仕事にやりがいを感じられないことは良くあるものです。

しかし、やりがいのある仕事を探すよりも、与えられた仕事にやりがいを見出すことの方がずっとメリットがあります。

そもそもやりがいのある仕事とは何でしょうか?好きなことでしょうか?スポーツ選手の中には、仕事だと思ってやっているという人も結構多いようです。

ある調査によると、仕事にやりがいを感じる要因としては、「感謝されること」や「成果を認められること」など、いわゆる承認欲求を満たす要因が最も大きいようです。これらの要因に次いで、「目標達成」や「仕事の達成」など達成感に関する事項が続きます。

つまり、仕事の内容自体ではないのです。

もちろん「興味のある仕事をする」など仕事の内容自体を要因の一つに上げる人もおり、興味のある仕事ができればそれに越したことはないのですが、仕事自体がやりがいを決める要因ではなく、上司やお客様に認められる、ノルマや納期を達成することがやりがいとなるという結果には注目すべきです。

したがって、私は仕事の中でやりがいを見出していくことをおすすめしています。特に、20代前半などの若手については、とにかく目の前の仕事に一生懸命取り組んで見ることをおすすめしています。お客様や周囲に認められることでやりがいは自ずと生まれてくるのです。

一方、20代後半、30代を過ぎても仕事にやりがいを感じられないというのであれば、もしかするとあなたは仕事自体への興味がやりがいに直結するという性格の可能性もあり、新しい業界や職種にチャレンジすることも必要になるかもしれません。

仕事量が多すぎる

とにかく仕事が多くて嫌になってしまうということは多くあります。真面目な人ほど仕事を抱え込んでしまうものです。その際の対処方法としては3つあります。

優先順位を付ける

仕事には期限があります。更に、重要か否かもあります。期限が近く、重要な仕事を最初にやるべきです。逆に言えば、それ以外については、後回しにしてしまえばいいのです。

振れる仕事は振る

自分で仕事を抱え込みすぎないことです。単純に他人に仕事を丸投げするのではなく、人を上手に使うことを覚えた方が良いです。

仕事に合わせるのではなく、自分の都合に仕事を合わせる

仕事を第一にするのは美しいことかもしれませんが、自分の時間を犠牲にして不満を溜めてしまっては、生きている意味がなくなってしまいます。上記とも関係しますが、残業してもできない分は、部下や後輩に任せ、自分は定時に帰るという日を作っても良いでしょう。

人間関係がうまくいかない

同僚や上司と反りがあわないということは良くあるものです。

まず、同僚については、仕事上の付き合いと割り切ることから始めて下さい。仕事にやりがいを見出すことを優先して下さい。不必要に関わるのは止めましょう。

上司については、厄介です。私も自分の上司があまりにも未熟でダメ上司だったために、非常に苦痛を感じました。こういった場合、まずは成果を上げ、上司に認めさせることです。成果を上げる人に対しては強く当たれないものだからです。

それでもダメなら、異動を願い出ることです。上司側に要因がある場合、以前から部下との軋轢を繰り返しているものです。会社側もそういった状況が分かっていることも多く、意外とすんなり異動できるかもしれません。上記で述べた私の上司も、私の後に部下になった若手と軋轢を起こし、結局は経営陣に叱責され、自ら辞めていきました。

セクハラ、パワハラを受けている

セクハラ、パワハラは会社に防止義務がありますので、まずは会社の申告制度を使って、訴えることから始めて下さい。異動や退職はとても有効ですが、不埒な輩のお蔭でせっかく入った会社を辞めてしまうのはとても悔しいものです。

もし、会社の制度が有名無実化しているのであれば、労基署に相談してみて下さい。労基署は、会社に対して助言・指導、あっせんというやり方で、話し合いによる紛争解決を手助けしてくれます。

これでもダメだったり、会社に居づらくなるようであれば、その会社は辞めたほうがよいでしょう。とても従業員のことを考えているとは言えないような会社だからです。

そして、最悪の場合は、刑事告発や民事裁判による損害賠償請求も考えられます。これは、訴える側にも負担と覚悟が求められますので、最終手段です。できれば良い会社に転職する努力を優先させたほうが良いでしょう。

職場恋愛が発端となり居づらくなった

職場恋愛に失敗することで、職場に居づらくなる女性が多くいます。個人的な観測では、男性の場合は職場恋愛が失敗しても、割と平気な顔で職場に居続けることができ、あまつさえ他の女性社員と平気で付き合ったりするのですが、女性の場合は周囲の視線に耐えられなくなり、会社を辞めたくなってしまう人が多いようです。

こういったケースでは、仕事の内容などに不満がない限り、会社を辞めるという判断はしないほうが良いでしょう。転職は人生の一大事です。転職先に慣れるのも時間がかかります。環境を無理やり変えようとするのではなく、自分の目先を変えるようにしましょう。新たな一歩を踏み出すのです。今は婚活パーティーも盛んに開かれていますので、そういった場に出席して、新たなパートナーを探してもよいかもしれません。

会社の将来性に不安がある

一生懸命働いても給与が上がらず、逆に不景気を理由にボーナスが少なくなり、嫌になってしまった、会社の将来も自分の将来も見えない、ということはよくあることです。

これには、経営者のレベルが低い、他部署が足を引っ張っているなど、自分ではどうしようもないことが原因の可能性があることから、会社を辞めたくなっても当然です。

対処としては、思い切って会社を辞めて、転職先で自分の可能性を試してみることも選択肢の一つです。個人的には、すぐに転職するのではなく、自身のスキルを向上させるために資格に挑戦することをおすすめします。できれば資格の予備校に通って、他の会社で働く人と交流してみて下さい。こうすることで視野が広くなり、自分の会社や自分の能力を客観的にみることができます。大抵の場合そこで転職するか否かを決めても遅くはありません。

新しいことにチャレンジしたい

不満というよりも新しいことをやりたいという気持ちから、会社を辞めたいと思うことは自然なことです。このケースでは、起業・独立と転職という2つのパターンがあります。

起業・独立のリスクは高い

起業・独立による成功の可能性はかなり見えにくいものです。

数字で比較するとわかりやすくなります。

  1. 今後30年間今の会社に居続けるなら、2億円の生涯年収が見込める
  2. 起業・独立すれば、30%の確率で4億円の生涯年収が見込める

のであれば、あなたはどちらを選びますか?

おそらく1を選ぶ方が殆どだと思います。2の場合は、生涯年収の期待値は4億×0.3で1.2億となるからです。この確率の部分は所謂リスクです。

逆にこの確率が60%であれば、2を選ぶ人が多くなるでしょう。期待値が2.4億円となるからです。

起業・独立で成功しようとするのであれば、この確率を上げる他ありません。つまり、事業計画をきちっと立てるということです。

私もコンサルタントとして開業する人を沢山見てきましたが、残念ながら生き残っている人は多くありません。そして、失敗している多くの人が、単純に内輪で名刺交換をするだけです。それでは仕事なんてとれる訳はありません。

異業種・異職種への転職にもリスクはある

チャレンジングな転職の場合、起業・独立ほどリスクが大きい訳ではありませんが、リスクはあります。

最も大きいリスクは、仕事に馴染めないことです。そして、会社側としてはパフォーマンスを望めない訳ですから、給与が下がる可能性も高くなります。

ですから、本当にやりたいと思えなければ、転職先に耐えられなくなることが起こり得ます。私は、やりたい仕事があれば給与が下がってもチャレンジしたほうが良いと思う方ですので、思い切ってチャレンジしてもらいたいと思いますが、養うべき家族がいる、頑張れるかどうかわからないなどの不安材料があるなら止めておいた方がよいかもしれません。

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